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「はぁ…はぁ…はぁ…」
スピードに追い付けねぇし。
全ての行動が、詠まれてるみたいだ。
体力が減り続け限界に近いのか、膝がガグガクと震える。
「何ですか。我に、近づくこともできないのですか」
余裕の顔で、クスクスと笑っている。
ちくしょう・・・。
遊ばれている。
仕方ない、使いたくなかったけど…。
「分かったよ、見せてやるよ」
刀を鞘に納め、腰を落とし抜刀の構えをする。
「面白い、我に居合い抜きで勝とう気でいるのか」
剣気を最高に高め、抜刀をした。
「これなら、どうだあああ!」
・・・・。
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