第一章

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「わ……わすれてないけど!そんなのずるいよ!」 「約束だろ」 「だって」 「あんましつこいと家から一歩も出れねーような顔にするよ。…見てきてるよね?」 「っ…!ま…いいわよ。知らない!」 「…?」 「もう知らない!関わらないって言ってるの!あんたみたいなイカれたやつ!知らない!」 女はそう吐き捨てて長い金髪に近いパーマの髪を揺らしながら部屋に帰った。 「一件落着じゃん?」 「アキラ。悪かったな」 木の影に隠れていたアキラがゆっくり出てきた 「案外理解が早いヤツだったじゃん。もっとネバッコイやつかと思った。俺の出る幕なし!」 「まぁ…今まで潰された女見てきてるしな」 「じゃっ!スッキリしたところで飲みいきますか!」 「だな。」
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