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「ハァ、ハァ、ハァッ…」
『…朱、今日の朝練は、これくらいにするか。』
「はいっ!!…って、えっ?まだ5時ですよ?いつもより早い終わりではないですか?」
『あぁ、今から女と…』
「ジィー…」
『じょ、冗談だっ!!お前、今日は〇〇学園の入学式だろ?女だから、いろいろ準備があるかと思ってよ』
「…そうですか、わざわざ気を使って頂いて、ありがとうございます師匠。それでは、お先に失礼致します。……師匠、レイコさんには気をつけて下さいね。ニコッ」
『お、おうよ。(コイツ、なんでこれからレイコに会うのが分かったんだ?相変わらず、先読みの力、すげぇな。)』
『…あ、朱!気いつけて行って来いよ!!』
「…はーい、行って来ます師匠。」
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