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麗良の部屋
近くのスーパーに寄り道して夕食の材料を買ってから部屋に帰ってきた。
環「へぇー、意外と綺麗にしてんだね。もっと散らかってんのかと思った。」
麗良「失礼な。ちゃんとしてるよ。」
環「学校の方は楽しい?歌手目指すんでしょ?」
心を見透かされてるのかと思ってドキッとした。
麗良「うん…まぁ、普通。」
環「ふぅーん。じゃぁ、スパゲッティ作っちゃおうか。野菜とか洗ってくれる?」
麗良「はいよ。どこおいたっけー?」
環「椅子の上でしょー。洗ったら切るからちょうだいね。」
麗良「はーい。」
その時袖を捲って野菜を洗う私をたまちゃんは何気にチラッと見たんだ。
環(!!………でも、まさか。そんなわけないよ。…………でも、電話の様子変だった。何で………?)
たまちゃんは何も聞かずそのままスパゲッティを作ってたんだ。
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