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先生の自転車の後ろに乗せてもらえるなんて、なんだかデートみたい。
「先生、重くないですか？」
「全然大丈夫だよ」
チラッと後ろを振り返って笑顔を向けられると、胸がきゅんってする。
だめだ、嬉しすぎて倒れそう。
こんなことならもう少しダイエットしておくんだった、なんて今更後悔したりして。
今朝は寒いと思っていたのに今の私は暑いくらい。
コート脱いじゃいたいよ。
いつもは歩いて15分くらいの道のりが、自転車だと５分でつくところが残念だけど、先生のコートを着た腰にさりげなく掴まって、こんな幸せってありかしらってくらい浮かれてる。
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