2760人が本棚に入れています
本棚に追加
/210ページ
朝一で近くのカフェに花を配達するようになって、10時だった開店時間が8時になり、近くのバーのマスターが来るようになって8時だった閉店時間が9時になった。
そのおかげで彼女に会えた。
多分運命。
俺が1人で思ってるだけだけど......。
だけど、願っていればチャンスってやつは舞い込んでくるもので、いつも通り閉店準備をしようとしていたその時、天使は舞い降りた。
「まだ大丈夫ですか?」
店に初めて彼女がやってきた。
「いらっしゃいませ、どうぞゆっくり見てください」
正直嬉しすぎて心臓が飛び出すかと思った。
.
最初のコメントを投稿しよう!