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「死んでしまったなんて!!
あぁ神様!!
なんとか生き返ることは出来ないのですか。」
(まぁ、おそらく生き返るのは無理だろう…………
それが可能ならわざわざ転生なんてことを提案するはずがない。)
「すまんのう。神の力でも死んだものを生き返らせるのは無理なんじゃ。」
(よぅしっ、予想通り)
「そっ、そんなぁ」
大げさに落ち込んだふりをしている俺に対して、ジジイは申し訳なさそうに口を開く
「お主には本当に気の毒なことをした。
そうじゃ、お詫びといっては何だが、転生した世界ではお主が幸せに暮らせるように出来る限りワシがお主に特別な力を与えよう。」
(予想通り。
王道の展開来た!!)
「特別な力…………ですか?」
(さ・て・と
どんな力にするかな)
「そうじゃ、転生先の世界は魔物もおるし、奴隷商人や強盗などなにかと物騒じゃからな…………
おっとどんな世界か詳しくは言うとらんかったなまずはそちらから説明するか------」
俺の頭の中はもう、どんな力を貰うかで一杯。
あまりジジイの説明は聞かなかったが、
一言でいうならまぁ『定番の設定』
魔法あり、能力あり、ギルドあり、魔物、魔族、エルフ、妖精などなど
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