わんこの友達事情。

37/41
3419人が本棚に入れています
本棚に追加
/41ページ
「ゆず・・・はなし、て・・・」 というか、起きて。 じーっと見つめてると・・・あ、睫毛長い・・・じゃなくて、瞼が薄く開いた。 茶色い瞳が、俺を見つけたらしい。 優しそうに、細められる。 「・・・ん、立夏・・・?」 ぎゅ、と腰のあたりでゆずの腕がまた俺を抱きしめる。 「そ、そぅっ!・・・ゆず、起き、て・・・?」 .
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!