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「時間を飛ばせるのが小説の素晴らしさだと思う。」
「いきなり何を言いだしてるんだよ!?」
何だよ…地味な修行風景など見せる価値もないだろ…?
ひたすら魔法の出し方やら何やらやっただけなんだぜ…?
読者もつまらないだろうから飛ばしてあげたのに…
まぁ修行のお陰で俺の第10の魔法属性も分かったんだけどな☆
「何だかお前に教えていると才能の違いを見せつけられてるような気分だったよ…」
宋輔は溜め息混じり愚痴みたいなことを言う。
「才能じゃなくて実力なんだよ。(笑)」
実際は第十魔法属性のお陰なんだけどな。
「実力は俺の方がまだ上だ!!」
まだを付けた時点で抜かれることは決定的なんですね。サーセン。
「そろそろ時間ですよ、早く支度してください。」
と呼びに来てくれたのは受付美人さん。
いつも笑顔がふつくしい。そして腹黒さも一級品☆
「支度って言われても…なぁ。」
する必要もない。
すると宋輔が肩を叩き
「まず違う服に着替えようか。」
自分が学生服であることとマスターの存在を忘れていました
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