Chapter1

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体育館には入り口が7つもある。両脇に3つずつと正面に1つだ。こんな数の理由は、なんとバスケのコートが4つもあるのだ。他にもスゴいデカいステージがあり、その奥の壁には巨大ディスプレイがある。さらにステージ脇には縦に大きなスピーカーが壁に設置されている。 一体何のコンサートを開くんだ?きっと文化祭ではミスコンとか開かれるんだろうな。その巨大ディスプレイに水着の女の子が映る。…もの凄く楽しみです! この学校は、最近の人口の割にはかなりの人数が在学している。全校の生徒数はなんと3000人にもなる。内1000人が新入生。 何故、こんなに人数がいるのかというと、入学希望者の数が尋常じゃなく多いのだ。なんせ"スキル"を指導、開発してもらえる学校は関東地区にはこの特開高校しかなく、さらには最先端のシステムを使った"スキル"開発は全国でもここと西の特開高校と呼ばれる関西特殊技術開発学園しかないのだ。 しかも定員が1000人だしな。 さらには、ここには全国のかわいい女の子や綺麗な女の子がたくさんいるのだ。まぁ確かにあまりかわいくない方もおりますが…。しかし、女の子に出会える可能性は他の学校の比ではない、なんせ約1500人もの女の子がいるのだ!!…ハーレムだって夢じゃないかもしれない。 そんな訳で男子は多くくるわけだ。他にも"スキル"を使った職に就く確立も高いしな。 さぁ色々考えていてもしょうがないから入りましょうか。 そして一番後ろの角の扉に手をかけた。ちなみにスライドタイプ。
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