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幸せだった
大好きな人と いるこの時間が、
この瞬間が、
そして晴樹さんが、
大好きだった。
でも、神様は残酷に
引き裂いた
不眠不休の長期トラック。
「でね、…晴樹さん聞いてる?」
「聞いてる聞いてる」
苦笑してアタシの隣を歩く晴樹さん。
「でね、……」
アタシは続きを話そうとした、
その時
ドンッ!!
「きゃっ?!」
突き飛ばされて、アタシの視界から晴樹さんが消えた―――!!!!
キィィィィィッッ!!!!!
――――――ドンッ!!――――――
ガシャンッ!!!?
何が、起きたの?
目を開くと、急ブレーキをかけたと思われる黒いあと、その先には横転したトラック……
「―――ッ?!」
言葉を失った。
「晴樹さんッツ!!!!!!!!!」
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