409人が本棚に入れています
本棚に追加
おばあさん)「あの・・・鬼ヶ島の鬼って最近町へ降りてきては甘味を奪って戻って行くっていう噂の??」
男の子)「そうだ。
実はな・・・俺の家も鬼にやられて大事な大事な家宝を奪われてしまってな。
それで鬼ヶ島に行って闘っていたはずなんだが・・・。
まぁ良い。
おいっ!婆さん!!
暫く家に厄介になるぞ!!」
おばあさん)「え・・・それはちょっ「あぁ〰?」
おばあさん)「・・・はい。」
山南)「こうして、沢庵に乗ってきた少年は沢太郎と名付けられ(あだ名)おばあさんの家で暫く生活することになりました。
そして、あっという間に10年の年月が流れました。
沢太郎が15歳の誕生日を迎えた日。
最近再び町へ降りてくるようになった鬼を退治にしに行くことになりました。
10年間、同じ時を過ごしてきたおじいさん、おばあさんにとって沢太郎は実の子供のような存在になっていました。
本来、沢太郎は再び鬼ヶ島に行くために此処で生活してきました。
ですが、おじいさんとおばあさんは悲しくて仕方がありません。
確かにこの10年でイロイロな事がありました。
最初のコメントを投稿しよう!