片思いの始まり

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それから、 毎日の日課のように、 彼女がつま弾くピアノの音色を、 窓越しに聴いていた。 特別演奏が上手い訳じゃない。 でも、桜の花びらが風で舞っている風景の中での、 彼女の後ろ姿が、 気になって 気になって 仕方がなかった。 .
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