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あの後、
握手を交わしたあの後。
彼女から、意外な申し出があった。
「良かったら、友達に、なりませんか?」
「……………………」
僕は言葉を失った。
そんな夢みたいなことが、
あっていいのだろうかと。
「だめ、かな?」
「……だめ、じゃない。ううん、むしろ、なりたい。」
「じゃぁ、これからよろしくです。岡崎くん。」
「なんで、僕の名前…………」
彼女は、ふふふっと笑うと、
その理由を教えてくれた。
..
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