地と空

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「で、アイツは何?」 龍騎は右目の眼帯を取り外し、両目を閉じて、リアトに尋ねた。 リアトはしばらくの間答えることはなかったが、独り言のように呟いた。 「最も信頼していた最悪の友人だ」 その言葉はまるで自分への戒めのようにも聞こえた。 そして、龍騎は再び眠りに落ちた。
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