2*これからは

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二人の髪を乾かし終わり、食器を配膳し始めた時、やっと総司と一が上がってきた。 まぁ言うまでもなく様になっている。 総司には、暗い山吹色に幾何学模様が入った着流し。 一には、濃い藍色に天の川の様に白い模様が入っているものだ。 「…凉、手伝う。」 「お?ありがとな。じゃ、そこにある大皿運んでくれるか」 「わかった」 一が手伝い始めると、皆も手伝いだした。 おかげですぐに配膳できた。
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