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「うっわ、スゲェうめぇ!」
「…旨い」
「ほんとだ…美味しい」
みんな気に入ってくれたみたいだ。
「その沢庵、貰うぞ平助っ」
「っあーーー!!新ぱっつぁんのアホ、それ最後の一枚だったのに!!」
「へっ、残しといたお前が悪ぃ!!」
「じゃ、俺はその『ぶろっこりぃ』もーらい!!」
「あっっ!!こんにゃろーっ!」
やっぱ始まったなー…
ま、楽しいからいーけどな。
でも、そろそろやめねぇと…
「うっせぇ!!ちったぁ静かに出来ねぇのかテメーらはぁあぁぁあぁ!!!!」
ほーらな。トシの雷が落ちた。
だが新選組の奴等は慣れっこのようで、
「だってよー土方さん、凉の飯うめぇんだもんよ」
「うんうん!この味噌汁も絶品だ」
なんか、参加したくなってきた。
「そーか?ありがとな。…じゃ、俺も参戦だ!!」
言いながら、新八の唐揚げを奪い取る。
俺も俺もーっと言いながら虎もきた。
それを境に、俺と新八、平助、虎、更には総司までもが参加し、その全員がトシから拳骨を頂戴したのだった。
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