第一話 初恋

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完璧な美少女ではないか。 やべ~よ、可愛すぎるではないか。 しかも、なんだこの変な感じは…胸のドキドキが止まらないぞ。 僕はただ目の前の美少女を呆然と眺めていた。 「あの…大丈夫ですか?」 「はっ、はいぃぃぃ?」 僕は彼女の声に我にかえって返事をしたが、声が裏返ってしまった。 「だ、だだだだ大丈夫です!しっ…しっ失礼いたしましたっ!!」 僕は急いで立ち上がり足早に彼女から去った。 なんか、顔が熱いぞ…しかもなんだ、この妙なドキドキ感は。 お、落ち着くんだ!! 落ち着け尭… それにしても、あの子可愛いかったなぁ… 僕はあの子に恋をしてしまったのか? 恋というものを初めて経験したような気がする。 そう、僕は美少女に初めて恋をしてしまったのである。 初恋。 まさか、初恋の美少女にまた出逢うことになるなんて、僕はまだ予想をしていなかった。 そして、僕は美少女の衝撃の真実を知ることになる。
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