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それから2人はそのまま図書館を後にして、別々に帰宅した。
帰り道、高梨との一連で1人で帰ることになってしまった結愛花は頭の中で色々考えていた。
「(それにしてもびっくりしたなぁ…。まさか友達になってくれませんか、だなんて…。)」
頭の中は高梨康太との出来事がリピートされていた。
「(友達…か…。なんでわざわざ呼び出したのかなぁ…。絶対真希に明日色々聞かれるだろうなぁ…。というより今日夜連絡きそうだな…。あ、むしろ連絡してって言われてたんだった。)」
「はぁ…。」
友達になってくださいと言われたことのない結愛花はついため息をこぼした。
すると前から歩いてきた知っている人が結愛花に呼びかけた。
「結愛花様」
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