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「…違ぅ…」
「は?」
「違う、もう翔太とは関係ない
もうお別れ」
「なに言ってんのお前」
「翔太は彼女いるんでしょ?
いーじゃん別に
うち要らないでしょ
うちはもう別れるって決めた」
「ふざけんなよこのアマ!」
翔太が右手を振り上げた
とっさに目を瞑る
バシッ!
痛みは…ない
恐る恐る目を開けると
目の前にはヒロさんの背中
「ヒロさん?」
ヒロさんが殴られた?!
ヒロさんの腕を引く
しかしびくともしない
「?」
「いっ‥っ!」
翔太の呻き声が聞こえた
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