Prologue 信じる力に勝る物は無い

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人には欲と言うものがある。 ある者は金を欲し、またある者は幸せを欲する。 人の数だけ欲があると定義されれば何の間違えもない。むしろ、人の数以上の欲があると思われる。 ここで、僕の欲を挙げるとしようか。 僕の欲とは、魔法を使う事だ。 はっきり言ってこんな厨二発言。と、思っている人が何人いるか分からない。しかし、実際皆心の奥底ではこんな厨二発言を本当に実現したら良いと思っているはずだ。 つまり、ボクはオープンスケベならぬオープン厨二と言った所だろう。 厨二的発言を躊躇する人達の気持ちはボクには微塵も分からない。 何故躊躇する必要がある?素晴らしい事だろうに。 話が逸れたな。つまり、僕が言いたい事は欲の延長線上には厨二がある。言い換えるならば、どんな欲も最後には厨二に行き着くのだ。 想像してごらん? 炎を自在に操る自分の姿を。 水を自在に操る自分の姿を。 考えているだけで楽しいよね。 そう、それでいいんだ。 これで僕らは同士さ。
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