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拓哉は困ったような表情で三咲を見る。
「鳴海君は違うよ」
そう言い今日あった事を雪乃に説明した。
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「そうだったら先に言えばいいのに」
さっきまでキレてた人とは別人のようなニコニコした表情で雪乃が言った。
「いや、あんたが何も聞かずに勝手にキレてたんだろ」
「で、今は何やってるのよ?」
「掃除してるようには見えないか?」
「今日掃除当番じゃないでしょ?」
掃除当番表を見ながら雪乃が聞いてきた。
「そんなこと言ったら篠原も今日掃除当番じゃないだろ」
「あー分かった。三咲が可愛いから好感度上げようとしてるんでしょ?」
拓哉はもう勝手にしてくれと言い掃除の続きを始めた。
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