2人が本棚に入れています
本棚に追加
「いいか?誹夜籠。社会では時間を厳守しないと、すぐにクビになるんだぜ?」
「先生、言ってる事がうちの姉と一緒です。その話は今朝聞きました」
「ほう、君の姉はなかなかの人格者のようだな。君の姉とは思えない。いや、君の姉だからこそ、か」
先生、残念ながらその人格者は上司に腹パン決めて吐瀉させる、時間を守る以前の問題の、すぐに変な問題を出してくる問題児ならぬ問題人です。
「反省の色が見えんな、拳骨で足りないなら関節技に入るぞ」
「先生、反省の色って何色ですか?」
「中学生みてぇな事言ってんじゃねぇ。もう高校二年生だろうが。コブラツイストか十の字固めか選ばせてやろうか?」
最初のコメントを投稿しよう!