二章

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 所々僕に失礼だろ。どんだけ僕の事嫌いなんだよ。くそぅPTAに訴えてやろうか。  「まぁいい、次はちゃんと理由を話して貰うぞ」  お、どうやら話が終わりそうだ。そろそろエスケープしないとまずいな。でも、案外早く終わったな。それも僕に対する当てつけだろうか?  「じゃあ今日はもういいから、その扉の向こうで聞き耳をたてているバカと、教室を掃除して帰れ」  そう言って扉は開かれ、本日二度目の拳骨を喰らった。
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