2人が本棚に入れています
本棚に追加
「時間を守るのも、ルールの一つだ。時間は待ってはくれん。時は金なりとはよく言ったものだ」
「そうそうそうだよ。僕みたいな奴と話しをしているなんて、時間を無駄遣いし過ぎだよね。この損害をお金に換算するとどれ位かな?五百万円位?」
「社会では、時間を守らねば即刻クビになるぞ。社会は甘くはないんでな」
「まぁ、社会って厳しいもんね。社会に『上司に腹パン決めて、吐瀉させてもよい』ってルールがあれば、姉さんもクビにならなかったのに。社会って本当に厳しいよね」
「上司を吐瀉させてもいいけど、時間は厳守したまえ」
いい加減回りくどい。何が言いたいんだ?この人類。嫌がらせがしたいだけなのか?
たまらず僕は聞いた。
「そろそろ何が言いたいのかハッキリ言ってくれないかな?」
「私はずっと時間を守れと言っている。だから・・・
登校時間を2時間も過ぎているのに、悠長に寝ている暇はないんじゃないか?」
最初のコメントを投稿しよう!