一章

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 「活火山なら問題だよな。でも都議先生はどちらかと言うと海底火山じゃない?」  「そうだな。その例えで言うと、マグマ水蒸気爆発一歩手間だ。正直、ちょっとやばい。いや、やゔぁい」  なんで言い直した。変わらないだろ。  するともう一人の、軽い茶髪のショートヘアー。身長も胸囲も少し小さいお目々がパッチリした女の子、辻契理も参加してきた。こいつは面倒くさい。  「うんうん、やゔぁいよ。やばいんならともかくやゔぁいのはやゔぁい」  「やゔぁいやゔぁいうるさいな。全部ひらがなで読み辛いんだよ」  「でもまぁ、ついてるんじゃない?ほら、今日もう一人遅刻してるみたいだよん」
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