君を探して

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カンカンカンカンカンカンカンカン………… 目の前の線路に横たわるのは 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」 目を覚ますといつもの布団に寝ていた でもお前がいない …探さなきゃ いつものパーカーを羽織って外にでた ―――あれ? ――なんで、探すの? ―――買い物に行っただけかもしれないのに まぁ…いいか というか 思い出せないし 外に出ると近所の子供がいた 水鉄砲で遊んでいる ふと、一人が俺を見た 「なぁ…アイツって…」 「ああ、あの人の……」 なに? やめてよ そんな目で見るな ズキン 頭に殴られたような痛みが走った もう嫌だ お前は何処へ行ったんだ…!
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