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一希がそのことを言ってくれていたって私には何もできなかったことは分かってる。
貴方が私を傷つけないように、と黙ってくれていたということも…
でも
悲しいよ、一希
寂しいよ、一希
……大好きだよ、一希
もう一希に会えないのなら
一緒に花火が見たかった
一緒に雪合戦がしたかった
一緒に海に行って泳ぎたかった
一緒に……笑いたかった
やりたいことが、
やりたかったことが
だんだん溢れてきて、止まらない水が溜まるかのように私の心の中で増え続け、そして行き場を失った水のように私の心の中に溜まってゆく。
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