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「ぃ……ぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
私の声は、その場にいる皆の心の声が、
私の口からでたかのように大きかったらしい
でも
そんな大きな声も
もっともっと大きな声だって
貴方が聴いてくれる事は無いんだね
中学二年生の私の小さな心に、
突然叩きつけられた大きな現実
――――……まだ…プレゼント渡してないのに……
私のプレゼントは
ずっと私のカバンの中で
その現実を知らず、
喜んでくれるであろう恋人の笑顔を今も
心待ちにしたまま――――
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