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朝食を済ませ玄関に向かう
「ふぁぅ…。お兄ちゃん行ってらっしゃ~い」
サイズが明らかにでかい上下スウェット姿の美羽が眠そうに欠伸をしながら手を振る
「おう!行ってくるわ」
美羽の頭を撫で家をでた。
~帝都学園~
「あー…。なんでおっさんと2人っきりで補習なんかしなきゃならんのだ」
「俺も嫌だよ!というか授業をさぼったお前が悪い。とっとと終わらせて早く帰れ」
「へーい…」
ボサボサ頭の担任と教室で2人補習をしています。
担任に渡された数学のプリントを3枚全て解くまで帰れない
これが美人に教えてもらえるなら死ぬ気で解くんだけどな
「ほらここはこう解くんだよ」
黒板に公式を書き熱心に俺に教えてくれる先生。
ありがとよ先生
もし先生が女で美人だったらちゃんと聞けるんだけどな
いやまてよ…
異性とまともに会話すらできない俺が美人と2人っきりになったらどうなるんだろ?
逆に集中できないな
「聞いてるか真田!?」
「あ、悪い聞いてない」
「はぁ…」
先生は額に手をあて深いため息をついていた
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