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ズルズル...
「着きましたよ。」
「...ありがとう//」
結局、無言のまま男を
引きずって家に着いた。
ガチャ
「どうぞ。」
「お邪魔します。」
「じゃあご飯作るんで
ソファにでも座って
待ってて下さい。」
「はーい!」
コトコト..コトコト...
よしっ。
後は皿に盛って完成!
「出来ましたよー。」
「おおっ!カレーかぁ!
いただきまーす♪」
パクッ
「うまいっ!!」
「ありがと(微笑)」
さっきは暗くて全然
見えなかったけど、
この人めっちゃ顔
整ってるなぁ。
「ねぇ、名前なんていうの?」
「私は杉原 奈菜。」
「あなたの名...
「ペット飼ってる?」
また遮られた...
「飼ってないよ。」
「じゃあさ、僕を飼って?」
...は?
「だから、僕をペット
にしてってこと!」
いやいやいや、確かに
この人の仕草とか目とか
犬っぽいけど...
「駄目かなぁ...」
ちょちょちょっ!!?
「わかったから泣かないで!?」
「じゃあ、飼ってくれる?」
きゅんっ
上目遣いなんて卑怯だろ//
「...いいよ。」
「ほんと!? 奈菜ありがと♪」
チュッ
「ななななっ!?//」
「これからよろしく(笑)」
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