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誰だって嫌いな奴と一緒の学校に行きたくないでしょ?
そんなしょうもないことを自分に言い聞かせながら、少し興味のあった動物関係に進路を変更することに決めた。
俺の意思を聞いて、金村先生はすごく驚いていた。
「なんで、また動物関係なの?」
「小野に動物関係の専門学校があると聞いたので…」
小野は同じクラスの仲のいい友達だ。
小野からその話を聞いたのは本当だ。
小野はその専門学校に一緒に行って、一緒にルームシェアしようと持ち掛けてきたのだ。
まだ社会人になりたくない。
まだ遊んで楽していたい。
俺が動物関係に進路を変えたのは、こういうたるんだ気持ちがあったからだ。
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