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「でもさ、帰ってくるってさ」
ケントが問題集を閉じる
「兄貴だけじゃないだろ?」
ケントは、私の方を向き
ニヤリと笑う
「え?だれ?」
誰の事かは分かる。
ケント以外は知らない。
心当たりないよ。としか言えない。
ケントは不満そうに目を細め
ペットボトルをゴミ箱に投げ込んだ
「あっそ」
と、立ち上がり
「トイレ」と呟き部屋から出ていった。
なにあれ、ムカつく
「まぁまぁ、陽」
亮太、シバいて
「アホか」
まぁ、いいか。宿題も終わったし
明日から遊び放題
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