1.はじまり

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「入ったら――ん?」 社長はいきなりこちらを向いた。二人の居眠りに気付いたのだろう、眉間にしわを寄せて、 「オイそこ!何してる!――――そこのツンツン頭!」 俺か?俺は何したんだ?こいつらは!?何で今ので起きないの!? 「罰として反省文17字で!」 文にはならない。 そして社長は話を本題に戻そうと一息ついた。さっきキレたのはこの気まずい空気を打開するものだったのか?すると社長はハッとして、 「見ろ!何言うか完璧に忘れた!」 すんません,でした でももう,終わろうぜ。
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