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ポカポカと心地のよい春の陽気を受けながら、通いなれた公園のベンチに腰を掛け、はしゃぐ友達の姿を眺める。
俺の名は能代 雄一。
近くの高校に通う男子高校生だ。
学年は二年生。
ちなみに彼女はいない。
そんな俺にも女の子の友達はいる。
と、言っても、まだ幼い小学生の女の子ではあるのだが。
みんなそれぞれ可愛く、魅力的で、将来的には俺みたいなのとは違う、凄くよい彼氏ができたりするのだろう。
が、今はまだ、俺みたいなのと遊んでくれている。
だから、俺も彼女たちをできるだけ喜ばせてあげたいと思うし、大事にしたいのだ。
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