episode.1 だからこそ

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自分の部屋の入るとベッドへと一直線に向かい、そして飛び込んだ。 程よく跳ね返るのが心地よい。 「ふぃー、満腹満腹」 だらしなく寝転びながら、そんな言葉を漏らす。 そして、だらけたまま携帯を取りだし、操作する。 携帯には新着メールが届いていた。 俺はそれに一つ一つ目を通してゆく。 届いていたメールは全部で10通。 さっきの幼い女の子たちと、学校の友達(男)からだった。 ……同年代の女の子からメールがこない事には触れないで貰いたい。 泣いてしまいかねないからな。
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