episode.1 だからこそ

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気のおけない仲のよい親友たちと何気ないメールでやりとりをし、ゆったりとした時間を過ごす。 ……秋田の野郎、また俺に新しいガチロリ物のエロ漫画を仕入れたらしい。 ホントにあいつは……。俺はロリコンじゃないって何度も言っているのに。 やれやれだな。ホントに。 ……ったく、あいつには明日、缶コーヒーを飲みながら(俺の奢り)、色々と話をしなければならないようだ。 コンコン。 なんて事を思っていたら、部屋のドアを軽快に叩く音が聞こえてきたのである。 「ん。入っていいぞ」 俺は部屋を見渡し、目のつく所にエロ本(主にガチロリ、兄×妹もの)が出ていない事を確認した後、そう返事をした。 ……か、勘違いしないでよ!? ガチロリは秋田、妹モノは男鹿に貰ったんだからねっ!? 自分で選んだりしてないんだからっ。
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