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すると目に写ったのは、パジャマが少し乱れて、色々とややこしい事になっている妹の姿だった。
……何故だ?
俺に抱きついていたからか?
だってあまり動いてないぞこいつ。
あるぇー?
とりあえず俺は見なかった事にして、布団を楓の肩まで掛けてやった。
優しい兄だろ?
そしてまた目を閉じた。
……。
はい。ごめんなさい。
さっきの楓の姿が頭に浮かびます。
胸の谷間が見えてたもの。
……妹相手に何を考えてるのだろう。
「……あつい……」
そんな時、いきなり楓はそんな事を言ったと思うと、がさごそと何か動き出したではないか。
な、何をしているのだろうか。
うっすら目を開くと楓の奴、とんでも無いことをしていやがった。
パジャマのボタンをいくつか外しているではないか!!!
ちょ、マジでなにやってんの!?
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