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「おっす雄一」
教室に入った俺に声を掛けてきたのは、メガネがよく似合うイケメンの秋田である。
聡明な人々には覚えがあるだろう、俺に紳士御用達のガチロリエロ漫画を寄越してきた変態と言う名の紳士だ。
「おう秋田」
俺は奴にそれだけ返し、席へと着いた。
「ちょいちょいちょい。雄一。お前、昨日の俺のメールを見たか?うひひ」
秋田は席に着いた俺に尚も話し掛けてくる。
なんか変な笑いがムカつくが、触れないでおこう。
「ん?なんだっけ?」
心当たりはあるが、すっとぼけてみた。
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