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「おっ何だルシフェルじゃないか
どうした?」
グロウはそう言って、ルシフェルに近寄る。
「セーラを見つけた」
すると、グロウは目を大きく開けて驚く。
「本当か!?」
「ああ
政府からの情報だ
確かのはずだ」
「で?奴はどこに?」
「アンダーグラウンド第4エリアだ」
「アンダーグラウンドっていや、悪魔の巣窟じゃないか……」
グロウは少し冷や汗を流し動揺する。
「まあな
俺からすれば問題はない
そこでだ
少し頼み事があるんだが……」
グロウは少し考えてから言う。
「何だ?」
「何簡単な事だ
フェイトにこの手紙を渡しておいてくれ」
ルシフェルはそう言って、自分の字で書いた封筒に入った手紙をグロウに渡す。
グロウはそれを手に取り、スーツの胸の内ポケットにしまう。
「了解」
すると、そこに人が役所に入ってきた。
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