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ウルフェンは起上がる事が出来ず、そしてもう一人の男はパンチが余りにも強烈で立つことが出来ない。
「残るはお前だけだ」
ルシフェルはウエスタンキャップの男にナイフを向ける。
「思った以上だな」
そう言ってウエスタンキャップの男は拍手をしながら、ルシフェルに近付く。
「失礼ながら自己紹介がまだだったな
私の名前はエドワード
ハイド様の側近だ」
「エドワード……
確か自分の家系を惨殺した
大金持ちのお尋ね者だったな」
「良くご存知で」
エドワードはそう言って、目が大きく開く。
「何なら、最後に起こしたアクションも知っているだろう」
エドワードはそう言って、何やらリモコンのような物を取り出す。
「まさか……!」
ルシフェルはそう言って、冷や汗を流し始め、真剣で鬼のよう表情を見せた。
「解ったようだな」
エドワードが口を歪めて、リモコンのボタンを押す。
すると、街のあちこちが爆発を起こす。
ルシフェルも再び爆風に巻き込まれ、崩れた役所の炎の中に飛ばされてしまう。
エドワードの頭上にはヘリコプターが迎えに着ており、落とされた梯子でヘリコプターに乗り込む。
「終わったな
行け、盛大なお祝いをしてやらんとな」
ヘリコプターがこの街から離れていくと共に、街に爆撃機が飛び爆弾が放たれた。
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