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街に出て、急いで街を出るとヘリコプターが待機していた。
救助員の1人がヘリコプターから降りて、回転するプロペラに負けないよう大きな声を出す。
「生存者は二名ですか!?」
「分からん!
とりあえずコイツを保護してやってくれ」
ルシフェルはそう言ってグロウを渡す。
「分かりました
ルシフェル様はどうしますか?」
「俺の世話はいらん
他の者の救助に当たってくれ」
「分かりました」
救助員はグロウをヘリコプターに乗せて、街上空を旋回するが、火が強くて危険なので、生存者の確認が難しい。
ルシフェルはヘリコプターの様子を見た後、ひたすら歩き続ける。
そして、道で倒れているソラを発見したのだった。
この地域は、ハイドの手によって地図から消えてしまったのだった。
歩き目的地に向かっている最中、荒野にいた瀕死状態のソラと出会った。
この時、ルシフェルの傷は完全に癒えていた。
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