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二人は目的地に向かい、荒野をひたすら歩いていた。
「で、どこに向かってるのルシフェル?」
「アンダーグラウンド第4と言う場所だ
そこに行くには、まず大都会の街リバースタウンに行かなければならない
その街の下にその場所があるからな」
「ふ~ん
って地下!?」
ソラは目を大きく開いてから地面に手を後ろに付けて、転げてしまった。
「おいおい驚きすぎだ」
「だってそんなの知らないもん!」
「分かったからさっさと立て
急ぐぞ」
ルシフェルはそう言って、ソラに手を差し伸べる。
「有り難う」
ソラはルシフェルの手を借りて立った。
「お前の服と武器もついでに買おうと思う」
「やった!
でもいいの?」
ソラは万歳をして大いに喜んだ後
今度は申し訳無さそうに訊く。
「金だけなら腐るほどあるからな
ただお前が武器を選ぶんじゃないぞ」
「どう言う事?」
「行けばわかる」
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