クラス分け

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入学式は淡々と行われた。副校長からの挨拶、校長からの歓迎の言葉… 校長は不思議な感じを漂わせるおばあさんだ。 そして遂にクラス分けになった。 アークは内心わくわくしていた。 「これから名前を呼んでいきます。呼ばれた人は前に出て、この椅子に座って下さいね」 と、若い綺麗な先生が言った。 確かこの先生は魔法薬の先生だ。 クラス分けされるのは特殊教科だけで、もちろん他の教科もあるわけだ。 だが普通の教科にクラスは存在しない。 同じ時間割だった人と一緒に勉強することになる。 「では始めます」 いよいよ始まる。
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