始まり

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「許してねボーヤ」 そう言って、綺麗な女の人は自分の子供をこの山に捨てて離れて行った。 おそらく何らかの事情で育てることが困難になったのであろう。 それは星が綺麗な日の出来事であった。 まるで星が降ってきそうな夜… キラーン。 一瞬一つの星が光輝いたかと思うと、 ヒューン…チュドーン! 本当に星が降ってきた。 しかも、あの子のすぐ近くに… 不幸な子供だ… おそらく生きてはいないだろう。 んっ?!そんな…まさか!生きている!泣いているではないか! 落ちて来たのは…星!
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