魔法学校

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空の旅は快適で気持ちいい 「ヤッホーイ!涼しい~」アークは叫びまくっていた。 「こらこら。あんまり叫ぶものじゃありませんよ」 母さんが笑いながら言った。 「だって気持ちいいんだもーん。あっ!あれだよな?俺が入る学校!」 100メートル程先に広大な敷地をもつ学校が見えてきた。 「そうだぞ~。あれが世界屈指の名門校、セントマルクマジックスクールだ」 じゅうたんが静かに降り立つ。 「これが…これから俺が入学する学校かぁ…」 アークは目を輝かせながら言った。 「じゃあ私たちは帰るからな。入学式は生徒だけで行うそうだ」 アークは分かったとうなずいた。 「じゃあ元気でやるのよ~一学期が終わったら帰ってらっしゃいよ」 それだけ言うと飛びたっていった。 ちなみにこの学校は寮制で帰れるのは長い休暇だけなのだ。
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