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アークが一人で門をくぐろうとすると、
「君一人?僕と一緒に行かないか?」
話しかけてきたのは身長170センチほどの綺麗な顔立ちをした少年だった。
並んで立つとアークと背があんまり変わらない。
「えっ?いいのか?」
アークが驚いた顔を見せると、
「いいも何も、僕が誘ったんだよ。あっ!僕の名前はマイン。よろしくね」
マインはにこにこしながら握手を求めている。
「俺の名前はアーク。こちらこそよろしく」
アークは握手を返した。
二人が話していると、チャイムがなりはじめた。
「やっべぇ!入学式が始まっちまう!早く行こうぜマイン!」
二人は大聖堂へと急いだ。
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