あずま誕生日小説

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王の言葉にありがたく休ませて貰うことにしたあずま達は、湯浴みを済ませ用意された室に向かった。 「すっげー風呂もでかかったな!」 「ね、さすがお城だよね!」 城の中に興奮するムサシ達に苦笑しながら、就寝の準備を始める。 「ご友人と一緒がいいだろうと、あずま様の分の寝台もこちらに用意して下さってますよ。」 セレの言葉にあずまは頷いて、ベットに寝転がった。 「疲れた・・。ムサシ、騒いでないで寝るぞ、明日早いんだから。」 「えーもう!?あずまジェット機の中で散々寝ただろー?枕投げしようぜ~。」 「修学旅行か!しねぇよさっさと寝ろ。」 ベットに潜り込んでしまったあずまにムサシはちぇーっと呟いて自分も大人しくベットに潜り込む。 そのまま即座に寝息を立て始めたムサシにあずまは呆れながら眼を瞑った。
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