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「死神育成学校?」
「はい♪死神になるための場所です」
「俺に死神になれと?」
「はい♪」
「なんで?」
「えーとですね……。死神には魂を送る以外にも、亡くなった方が親族に遺言を言えなかったらその遺言を聞いて極力叶える使命があるんですよ。でも私も『頼む』と言われましても私も学校とかあって空さんの様子をそんなに見れないんですよね。だから、空さんに私に近い場所といいますか……同じ場所にいてもらえればその遺言を叶えられると思いまして……」
「あ、雲野さんも死神育成学校とかいうのに入ってるの?」
「はい。16歳クラスです」
「あ、16歳なんだ……」
年齢でクラス分けられてんのか。変わってるなぁ。
そして、雲野さん16歳なんだな……。それにしては雰囲気が幼「なんか失礼なことを考えてません?」「いえ、なにも」
気を付けよう。
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