転移

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「───行くよ、死神育成学校とかいうのに」 「……理由を伺ってもいいですか?」 「遺言なんだろ?だったら家族として叶えるべきじゃないか?」 「………わかりました。あと、私のことは茜って呼んでくださいね?」 「了解」 茜は笑顔だった。 「あと、死神になったら私のパートナーですよ?空さん。スカウトしたのは私ですから♪」 「そうなの?」 「はい。本来は2人1組で行動するんです」 「何故今1人なんだ?」 「それはですね……。前のパートナーは死神が嫌になって辞めちゃったんですよ」 「へぇ……」 あっさり死神って辞めれるものなんだな。 なんかこう……生まれてから死ぬまでずっと不変に死神だと予想していた。
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