386人が本棚に入れています
本棚に追加
「───行くよ、死神育成学校とかいうのに」
「……理由を伺ってもいいですか?」
「遺言なんだろ?だったら家族として叶えるべきじゃないか?」
「………わかりました。あと、私のことは茜って呼んでくださいね?」
「了解」
茜は笑顔だった。
「あと、死神になったら私のパートナーですよ?空さん。スカウトしたのは私ですから♪」
「そうなの?」
「はい。本来は2人1組で行動するんです」
「何故今1人なんだ?」
「それはですね……。前のパートナーは死神が嫌になって辞めちゃったんですよ」
「へぇ……」
あっさり死神って辞めれるものなんだな。
なんかこう……生まれてから死ぬまでずっと不変に死神だと予想していた。
最初のコメントを投稿しよう!